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すべての学校に武装警備員を

銃規制に反対するアメリカ最大級のロビー団体として知られる全米ライフル協会(NRA)が21日、コネティカット州の小学校での銃乱射事件後初めて記者会見し、事件の再発防止に向けて「すべての学校に銃で武装した警備員を配置すべきだ」と主張しました。

2期目に銃規制に取り組むと表明したオバマ政権では、バイデン副大統領をリーダーとする特別チームを設置し、銃規制強化に向けた対策を来年1月中にまとめるよう指示しており、銃規制を求める声が強まっている現状に全米ライフル協会も危機感を持っているようです。
NRAのウェイン・ラピエール副会長はワシントンでの記者会見で、「銃を持つ悪者を止められるのは 銃を持つ善人だけだ」と強調しましたが、会見場では銃規制を求める人々が抗議の横断幕を掲げ、会見が一時中断される場面もありました。
銃規制論者のブルームバーグ・ニューヨーク市長もNRAの主張について、「我が国が直面する危機に対する恥ずべき言い逃れだ」と非難しています。

全米ライフル協会は、1871年に銃販売業者や銃愛好家などにより設立されました。アメリカ合衆国憲法修正条項第2条に定められた「武器を所持して携帯する権利」を根拠に、銃規制に反対しています。共和党の保守層を中心に有力な政治家の会員も多く、間接的ながら政治的発言力は強く、また会員数の多さから有力なロビー団体の一つともなっています。