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野菜で予防

イギリス、アデンブルック病院のNita G. Forouhi氏らは、果物・野菜を1日平均5.7皿分食べる人は、平均2.1皿分の人に比べて、2型糖尿病の発症リスクが21%低下していたと、4月3日付のアメリカの医学誌「Diabetes Care」(電子版)に発表しました。

世界保健機関(WHO)の専門家会議では、2型糖尿病を含む慢性疾患対策として1日当たり400グラム程度(1皿80グラム換算で5皿分)の果物・野菜の摂取を推奨していましたが、同じ結果と言えます。

Forouhi氏らは、欧州10カ国を対象とした癌と栄養に関する大規模疫学研究の登録データから、ノーフォーク州(イギリス)在住で、7日間の食物摂取調査票が回収できた3704人を11年にわたり追跡、1日当たりの平均摂取量および品目数からそれぞれについて3つのグループに分類した結果、摂取量では1日平均2.1皿のグループに比べ、3.7皿で27%、5.7皿で21%の糖尿病リスク低下が示されたそうです。果物と野菜を個別に検討すると、果物では統計学的に有意なリスク低下が認められませんでしたが、野菜では3.7皿で9%、5.7皿で24%のリスク低下が示されたと言う事です。
また、品目数では1日平均8.0品目に比べ、12.0品目で12%、16.3品目で39%のリスク低下が示され、品目数が増えると糖尿病リスクが下がる傾向が認められました。果物と野菜の個別の検討でも、ともに品目数が増えるとリスクが低下してたとのことです。

1日約450グラム、3回に分けて1食150グラムで、糖尿病リスクは24%低下する。そのメカニズムについてはまだ研究が必要と言う事ですが、「健康のために野菜を食べましょう」が正しい事は確かなようです。

血糖値 下がらない