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ドゥテルテ大統領、超法規的殺人を正当化

 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、麻薬犯罪者を大量に殺害して国連から超法規的殺人と批判されている件で、「麻薬常習者は人間ではない」として、正当化しています。

 ドゥテルテ大統領は就任以来、強権的な犯罪撲滅作戦を行い、捜査や犯人逮捕の過程で2000人以上が殺害されています。特に麻薬撲滅には力を入れており、就任直後には警察に麻薬密売人の射殺を命じ、一般市民にも麻薬中毒者の殺害を奨励したほど。

 しかも、殺害された麻薬関係者の多くは未確認の襲撃者に殺害されており、殺害された人たちの遺体には、しばしば「麻薬商人」「麻薬常習者」などと書かれたボール紙が置かれてます。

 そのため、国連事務総長や複数の国連関係者は、ドゥテルテ大統領が超法規的処刑を支持しているとして非難していました。

 ドゥテルテ大統領は軍の駐屯地を視察した際、兵士らに向かって「そもそも、やつらは人間なんだろうか? 、人間の定義とは何だ?」と語ったと言う事です。

1%の富裕層が世界の富を独占

 イギリスの非政府組織(NGO)「オックスファム」の18日発表によると、世界人口の1%にあたる富裕層が保有する資産は、それ以外の99%の人々の資産全てを合計したよりも多いそうです。

 貧困撲滅を掲げるオックスファムは、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)がスイス・ダボスで開幕するのを前に発表した報告書「1%のための経済」で、「悪化の一途をたどる不平等は、62人が所有する富と、世界人口のうち所得の低い半数の人々が有する富とが等しい世界を作り出した」と述べ、さらに「悪化する不平等の背景にある主要な傾向の1つとして、ほぼ全ての先進国と大半の発展途上国で、労働者に分配される国民所得が減少していることが挙げられる。世界の低賃金労働者の大多数は女性だ」としています。

 なんと、たったの62人が世界の富を独占していると言う話です。しかも、この62人という数字は「ほんの5年前には388人だった」というのですから、状況は急激に悪化していると言えます。実際にオックスファムは、「貧富の差は過去12か月間で劇的に拡大した」と指摘しています。

すべての学校に武装警備員を

銃規制に反対するアメリカ最大級のロビー団体として知られる全米ライフル協会(NRA)が21日、コネティカット州の小学校での銃乱射事件後初めて記者会見し、事件の再発防止に向けて「すべての学校に銃で武装した警備員を配置すべきだ」と主張しました。

2期目に銃規制に取り組むと表明したオバマ政権では、バイデン副大統領をリーダーとする特別チームを設置し、銃規制強化に向けた対策を来年1月中にまとめるよう指示しており、銃規制を求める声が強まっている現状に全米ライフル協会も危機感を持っているようです。
NRAのウェイン・ラピエール副会長はワシントンでの記者会見で、「銃を持つ悪者を止められるのは 銃を持つ善人だけだ」と強調しましたが、会見場では銃規制を求める人々が抗議の横断幕を掲げ、会見が一時中断される場面もありました。
銃規制論者のブルームバーグ・ニューヨーク市長もNRAの主張について、「我が国が直面する危機に対する恥ずべき言い逃れだ」と非難しています。

全米ライフル協会は、1871年に銃販売業者や銃愛好家などにより設立されました。アメリカ合衆国憲法修正条項第2条に定められた「武器を所持して携帯する権利」を根拠に、銃規制に反対しています。共和党の保守層を中心に有力な政治家の会員も多く、間接的ながら政治的発言力は強く、また会員数の多さから有力なロビー団体の一つともなっています。