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核シェルターに注文殺到

 北朝鮮が6度目の核実験を行うなどする中、核シェルターや放射性物質などを排除する空気浄化装置を扱う業者に注文が急増、一部で品薄状態になっているそうです。

 壁は厚さ30センチを超えるコンクリート製で、扉は鋼鉄と言う地下核シェルターを作っているメーカーでは、2000万円以上という値段にもかかわらず、全国10カ所以上で建設が進んでいると言う事です。

 また、イスラエルから空気浄化装置を輸入・販売しているメーカーは、昨年2件だった販売件数が今年は既に35件もあり、入荷待ちになっているとのことです。

 北朝鮮の核とミサイル問題は10年以上続いていますが、最近急に緊張感が高まったのは、アメリカのトランプ政権が強硬な対応に出ているためです。今までの政権はあくまでも外交努力での解決を目指していましたが、トランプ政権は武力行使を選択肢に入れると明言しています。

 と言って、トランプ政権が無意味に強硬なわけでは無く、10年以上続いた外交努力が北朝鮮に核とミサイル開発の時間を与えただけで何の成果も上げられず、その間北朝鮮が着実に核とミサイルの技術を向上させてきた背景があります。アメリカとしても、いよいよこれ以上黙って見ているわけにはいかなくなったのです。

TPP、アメリカ抜きで発効目指す

 政府は環太平洋経済連携協定(TPP)について、アメリカ抜きの11か国での発効を目指す方針を固めたそうです。

 TPPは元々シンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドの4か国の経済連携協定として始まり、2010年にアメリカ、オーストラリア、ベトナム、ペルーの4国が加わって拡大交渉を開始。後に日本も加わり、太平洋をまたぐ巨大な経済連携協定となりました。

 日本とアメリカで参加国のGDPの約9割を占めており、実質的に日米のFTAであるとの指摘もあります。しかし、TPPを推進していたオバマ大統領に代わり、反対派のトランプ大統領が就任すると、「永久に離脱する」と明記した大統領令に署名して離脱が決定しています。

 アメリカの離脱でそうなるかと思われていましたが、アメリカ抜きで発効するようです。少なくとも、安倍政権は何としても発効させたいようですね。やはり、TPPはアベノミクスの目玉政策の一つでしたから、ここで引くわけにはいかないのでしょう。

ドゥテルテ大統領、超法規的殺人を正当化

 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、麻薬犯罪者を大量に殺害して国連から超法規的殺人と批判されている件で、「麻薬常習者は人間ではない」として、正当化しています。

 ドゥテルテ大統領は就任以来、強権的な犯罪撲滅作戦を行い、捜査や犯人逮捕の過程で2000人以上が殺害されています。特に麻薬撲滅には力を入れており、就任直後には警察に麻薬密売人の射殺を命じ、一般市民にも麻薬中毒者の殺害を奨励したほど。

 しかも、殺害された麻薬関係者の多くは未確認の襲撃者に殺害されており、殺害された人たちの遺体には、しばしば「麻薬商人」「麻薬常習者」などと書かれたボール紙が置かれてます。

 そのため、国連事務総長や複数の国連関係者は、ドゥテルテ大統領が超法規的処刑を支持しているとして非難していました。

 ドゥテルテ大統領は軍の駐屯地を視察した際、兵士らに向かって「そもそも、やつらは人間なんだろうか? 、人間の定義とは何だ?」と語ったと言う事です。