劇団四季・京都劇場が撤退

劇団四季(本社・横浜市)の27日発表によると、JR京都駅ビル(京都市下京区)内の「京都劇場(943席)」について、定期公演を行う準専用劇場としての使用を10月8日で終了するそうです。

京都劇場は、JR西日本が1997年に開場した駅ビル内劇場「シアター1200」を改装し、2002年に四季を誘致したものです。通年で専有的に使用できる劇場として、これまでに「オペラ座の怪人」「アイーダ」など延べ39作品計3126回を上演、約230万人を動員しました。
しかし、2005年に専用劇場の大阪四季劇場(大阪市北区)が開場したこともあり、四季は「10年継続できたこと、観客動員で成果を収めたことを区切りとして、今後は大阪でのロングラン公演中心に活動を続けたい」として今月、所有者のJR西日本に契約の解除を申し入れていました。今後は、不定期の単発公演に切り替え、公演ごとに借用契約を交わすということです。
JR西日本は、京都劇場の今後の運営形態については、現在検討中であるとしています。

劇団四季は1953年(昭和28年)7月14日に創立され、年間3000ステージ超、俳優・スタッフ700名以上を有し、リピーターを含む年間観客動員数300万人を誇る日本最大規模の劇団です。日本にミュージカルを定着させるのに大きな役割を果たした劇団としても知られます。