東京都、フグ販売の規制緩和へ

東京都が、フグの販売に関する規制を緩和する方針であることが明らかになりました。

現行の規制では、都内の飲食店でフグを提供する場合、フグの有毒部位を取り除く訓練を受けたフグ調理の有資格者が必要でした。しかし、かなり以前から都内の消費者は、インターネットなど通信販売を通じて都外からフグ肉を購入するようになっています。また、都内のスーパーマーケットなども、他の地域でフグ調理有資格者が処理したフグ肉を都外から仕入れて販売しており、規制が有名無実化していました。
有資格者がいなくても、予め有資格者の手によって有毒部位を取り除いてあるなら安全上は全く問題ないわけで、都の規制は完全な時代遅れでした。

フグは、フグ目、特にフグ科に属する魚の総称でおよそ120種の魚がフグ科に分類されます。そのうち食用とする種として、トラフグ、マフグなどが有名ですが、多くの種において、内臓・皮膚・血液・筋肉の全部または一部にテトロドトキシンを持ち、食用可能な部位はフグの種類や漁獲場所によって異なるため事故例が後を絶ちません。