1%の富裕層が世界の富を独占

 イギリスの非政府組織(NGO)「オックスファム」の18日発表によると、世界人口の1%にあたる富裕層が保有する資産は、それ以外の99%の人々の資産全てを合計したよりも多いそうです。

 貧困撲滅を掲げるオックスファムは、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)がスイス・ダボスで開幕するのを前に発表した報告書「1%のための経済」で、「悪化の一途をたどる不平等は、62人が所有する富と、世界人口のうち所得の低い半数の人々が有する富とが等しい世界を作り出した」と述べ、さらに「悪化する不平等の背景にある主要な傾向の1つとして、ほぼ全ての先進国と大半の発展途上国で、労働者に分配される国民所得が減少していることが挙げられる。世界の低賃金労働者の大多数は女性だ」としています。

 なんと、たったの62人が世界の富を独占していると言う話です。しかも、この62人という数字は「ほんの5年前には388人だった」というのですから、状況は急激に悪化していると言えます。実際にオックスファムは、「貧富の差は過去12か月間で劇的に拡大した」と指摘しています。