理研が中間報告

 STAP細胞(スタップ細胞)論文の不正発覚と論文撤回を受けて、検証実験を進めてきた理化学研究所は27日、現時点で細胞は作製できていないとする中間報告を発表しました。

 小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らの論文に記載された手法で細胞を作成した結果、万能性の指標となる遺伝子の働きは確認できなかったものです。理研は実験を来年3月まで継続し、最終的に存否の結論を出す方針です。

 検証チームは、マウスの脾臓(ひぞう)からリンパ球を採取して弱酸性の溶液に浸して培養するという、小保方氏らの論文の手法に従い22回の実験を行いましたが、万能性を示す証拠は得られなかったと言う事です。

 細胞の存否について理研は「現時点では判断できない」とし、他の実験条件でも検証する必要があるとして、今後は細胞の作製方法やマウスの系統などを変えて実験を行うそうです。

 論文に記載された方法は、世界中で追試が行われましたが再現は出来ていません。予想通りの結果と言って良いでしょう。