競泳男子の日本代表選手、後輩に暴行

 ミキハウスに所属する競泳の小関也朱篤選手(25)が、昨年12月に日本代表がスペインで合宿していた最中、同じくミキハウスに所属する後輩選手へ暴力を振るっていた事が明らかになりました。

 小関選手は、昨年行われた世界選手権の男子200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得し、東京オリンピックでもメダルが期待される選手です。しかし、代表合宿中、練習後の炊事当番に遅れてきた後輩選手に腹を立て、暴行を加えたと言うものです。

 暴行された選手の証言によると、小関選手は平謝りする後輩選手の頭を掴んだ上拳で腹部を殴り、更に裏拳で顎を殴ったそうです。殴られた選手は別の先輩選手に相談したところ、再度謝罪するように言われましたが納得できず、コーチに相談して事件が発覚。

 2人は既に和解していると言う事ですが、ミキハウスは小関選手に対して3月末まで日本代表としての活動を辞退する事と、対外試合の出場を自粛する処分を下しました。また、日本水泳連盟は代表合宿中に暴力沙汰が起きたことを重く見て、2月に予定されていたグアムでの代表合宿を中止しました。

 昨年末に横綱が暴行事件を起こして引退して、競技は違えどまたスポーツの世界で暴力沙汰。残念なことです。

核シェルターに注文殺到

 北朝鮮が6度目の核実験を行うなどする中、核シェルターや放射性物質などを排除する空気浄化装置を扱う業者に注文が急増、一部で品薄状態になっているそうです。

 壁は厚さ30センチを超えるコンクリート製で、扉は鋼鉄と言う地下核シェルターを作っているメーカーでは、2000万円以上という値段にもかかわらず、全国10カ所以上で建設が進んでいると言う事です。

 また、イスラエルから空気浄化装置を輸入・販売しているメーカーは、昨年2件だった販売件数が今年は既に35件もあり、入荷待ちになっているとのことです。

 北朝鮮の核とミサイル問題は10年以上続いていますが、最近急に緊張感が高まったのは、アメリカのトランプ政権が強硬な対応に出ているためです。今までの政権はあくまでも外交努力での解決を目指していましたが、トランプ政権は武力行使を選択肢に入れると明言しています。

 と言って、トランプ政権が無意味に強硬なわけでは無く、10年以上続いた外交努力が北朝鮮に核とミサイル開発の時間を与えただけで何の成果も上げられず、その間北朝鮮が着実に核とミサイルの技術を向上させてきた背景があります。アメリカとしても、いよいよこれ以上黙って見ているわけにはいかなくなったのです。

TPP、アメリカ抜きで発効目指す

 政府は環太平洋経済連携協定(TPP)について、アメリカ抜きの11か国での発効を目指す方針を固めたそうです。

 TPPは元々シンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドの4か国の経済連携協定として始まり、2010年にアメリカ、オーストラリア、ベトナム、ペルーの4国が加わって拡大交渉を開始。後に日本も加わり、太平洋をまたぐ巨大な経済連携協定となりました。

 日本とアメリカで参加国のGDPの約9割を占めており、実質的に日米のFTAであるとの指摘もあります。しかし、TPPを推進していたオバマ大統領に代わり、反対派のトランプ大統領が就任すると、「永久に離脱する」と明記した大統領令に署名して離脱が決定しています。

 アメリカの離脱でそうなるかと思われていましたが、アメリカ抜きで発効するようです。少なくとも、安倍政権は何としても発効させたいようですね。やはり、TPPはアベノミクスの目玉政策の一つでしたから、ここで引くわけにはいかないのでしょう。