日体大、駅伝監督を解任

 日本体育大学の12日発表によると、同大学陸上競技部で駅伝の監督をしている渡辺正昭氏(55)を解任を決定したそうです。

 渡辺監督は、写真週刊誌にパワハラがあったと報道され、同大学が調査を行っていました。その結果、胸ぐらを掴んだり足を蹴る等複数の暴力行為の他、暴言なども確認されました。渡辺監督も事実関係を認めましたが、パワハラとの自覚は無かったと言う事です。

 渡辺監督、実は1993年に愛知県立豊川工業高校へ赴任、監督を務めた陸上部で部員に対して日常的に暴力を振るい、12名の部員が退学や転校していたことが発覚、懲戒処分を受けています。2015年に日本体育大学の駅伝部で指導するようになり、以降同部は3年連続でシード権を獲得しています。

 つまり、前科があったんですね、この人。そんな人間を大学の陸上部へ指導者として採用するなど。まあ改心していればいいわけですが、本人は一度問題になりながら同様の行為を繰り返し、それでもパワハラの自覚がないような人間ですから、典型的な旧き悪しき体育会系指導者。暴力とパワハラが身に染みついています。

フランス、20年ぶり2度目の優勝

 サッカーのワールドカップ・ロシア大会は15日、決勝戦でフランスがクロアチアを4-2で下し、20年ぶり2度目の優勝を飾りました。

 ワールドカップで複数回優勝した国は、5回優勝のブラジル、4回優勝のドイツとイタリア、そして2回優勝のウルグアイとアルゼンチン、今回優勝で2回目となったフランスの6カ国のみです。

 また、フランスの優勝により、ワールカップ優勝国は4大会連続でヨーロッパ勢となり、ヨーロッパ・サッカーが存在感を増しています。

 敗れたクロアチアも、準優勝は過去最高の成績。ゴールデンボール(大会最優秀選手賞)には、クロアチアのMFモドリッチが選ばれています。

 この試合、先制点はクロアチアのオウンゴールでした。ワールドカップの決勝戦でオウンゴールは史上初、しかも両チームがシュートを打つ前であり、これもワールドカップ史上初だそうです。

 また、オウンゴール自体も今大会12点を記録して過去最多を更新しています。これまでの最高が1998年に開催されたフランス大会の6点だったので、一気に2倍になったことになります。

大久保利通の法要に反発

 今年で没後140年を迎える大久保利通の法要を開催しようとしていた有志のグループが、反発を受けて法要の名称を変更するなどしていたそうです。

 大久保利通は薩摩藩の藩士で、明治維新の立役者の1人として有名です。その法要が何故反発を受けたかというと、問題は開催しようとしていた場所でした。そこは西郷隆盛の墓がある鹿児島市の墓地。

 大久保利通と西郷隆盛は、共に明治維新を成し遂げた同じ薩摩藩の同志でしたが、明治政府成立後は方針を巡って対立、袂を分かっていました。そして、明治政府を去った西郷隆盛は西南戦争の指導者となり、大久保利通のいる政府軍と戦って敗北して最後は切腹。十数年後に名誉を回復されるまで、賊軍の将としての扱いを受けました。

 その西郷隆盛、今も地元の鹿児島では絶大な人気があり、逆に大久保は西郷を死に追いやった人物として嫌われる風潮があります。没後100数十年を経た今でも両者の対立が影響しているのですから、どれほど地元の人の心に根ざしているかが伺えます。